社長メッセージ


つながる、出会い、喜び。

  

世界中の人と人を結び、出会いと喜びを結び、日本と世界を結ぶ。

「つながる、出会い、喜び。」を提供してまいります。

 

私はフランス人の父、アメリカ人の母の元、フランスで産声をあげました。父は国連の仕事に携わっており、そのおかげで世界中の国で生活することが出来ました。

7歳の頃、スイス・ジュネーブに住んだ時のこと。国連職員を中心に様々なパーティーが開かれ、私も両親に連れられ、よく参加しておりました。パーティーは盛り上がり、笑い声は絶えず楽しいのですが、なにぶん78ヶ国以上の国や地域の人が集まるパーティー。さまざまな国の文化や風習、感受性が違うため、トラブルもしばしば。私はその時いつも「何がどう誤解されているのか?」、「どうすればお互い理解出来るのか?」と幼な心に考えるようになりました。それから率先して通訳、仲裁を買って出るようになるようになり、楽しいパーティが出来るようにホスト役を務め、その時感じた「人と人がつながり、喜んでもらう。」  ”結ぶことの喜び”  が、今現在の私につながっていると思っております。

しかし、そんな私でも、父と母の夫婦ゲンカの仲裁は大変ですが。

 

私がオートバイに”出会った”のは、同じく7歳の頃でした。私の父が所有していたオートバイが ”SUZUKI GS425 E”で、それにまたがった時の昂揚感は今でも覚えております。そして、幼少の私をドキドキさせてくれるオートバイが ”made in JAPAN” だと言うこと。私と日本との縁はそこから始まっていました。今でも私のオフィスには少し緊張した顔で”SUZUKI GS425 E”にまたがる7歳の私の写真を大事に飾っています。あのドキドキを忘れないために。

 

生まれ故郷フランスでは1973年より離農を打開する為、政府が若者に対し農業振興政策を精力的に実施し、国内自給率111%となるまでに発展。(日本政府も近年フランスの農業振興政策をお手本として、フランス農業漁業省と連携して取り組んでいるそうです。)そんな国ですから故郷の友人も農業関連に従事している方が多く、若い頃はトラクターに乗る機会も当たり前でした。運転しながら響くディーゼルエンジンの音、躍動、感じる風、大地の匂い。これらも私をドキドキさせてくれました。

フランスではトラクターに乗っている人は、オートバイ、車、機械好きが大変多く、エンジンで動くものを ”motojardin” (モト・ジャルダン)「庭で遊ぶ機械」と呼び、それも私のルーツだと思っています。

 

来日後は、関門インターナショナルの前身にあたる関門オートに入社。現場から学び、諸先輩方に指導して頂きながら様々なことを経験し、そこで改めて新品もさることながら中古の良さも知りました。経済が比較的豊かな国や人でなくては、安易に新品を手に入れることが出来ません。しかし、経済が豊かでない国や地域の人でも中古であれば手にすることも可能です。その手に入れたものが中古品であっても性能を発揮すれば、その国や地域の人々の生活を豊かにし、笑顔が生まれます。

私はその魅力を伝えること、出会うこと、つながること。それが形になればと関門インターナショナルを設立いたしました。

 

お付き合い頂いている企業や業者の皆様の企業活動の進化や発展の一端を担い、ITの時代になっても約束、信頼、安心は変わることなく、根源的な元にビジネスのご提案をさせて頂きます。目まぐるしく変わり続ける顧客やユーザーのニーズを捉え、業界の発展や内需拡大につなげることを目指してまいります。

 

代表取締役 兼 CEO     

エリック・E・ガルニーエ